読書感想文

子供たちは夏休みに突入‼︎

ラジオ体操に絵日記、プールや川遊び、
勉強に恋愛に…と、学校がないだけで
こんなにも活発になる。

夏休み期間中に消費するエネルギーを、
普段から学校生活に取り入れたら、
日本の子供達は、どんなにやる気に
満ち溢れた大人になって行くのだろう。

となると、学校というところは
一体普段は子供達に何をさせているのか。



以下よくあるパターンの話である。

・体育が好き
・給食が好き
・自習時間はなんかテンションが上がる
・休み時間がメインの1日を過ごす
・図工の時間が楽しい
・道徳か何かの時間に見る、心温まる熱血
学級のビデオが、実はなんか好き
・放課後はパラダイス
・文化祭の準備は楽しい
・音楽の時間の、今日はオーケストラを
鑑賞します、が好き

勝手な自社調べに基づくが、ちょっとテンションが上がる瞬間がこんな感じ。

つまり、教科書を広げ、黒板を必死に
ノートに取る瞬間はランク外。

学校の大元の意義に対し、子供はそれが
あまり大切に感じていない。
もう少し言うと、

退屈=苦痛=勉強=教科書を広げる

みたいな負の連鎖を起こしている。


勉強をする、学習すり意味をまずは
こども達には教えてあげたい。
ひらがな覚えながら、
なぜ学校に行くのか、
なぜ勉強するのか、
なぜ教科書があるのか、
なぜ集団生活をするのか、

必ず何かの理由があり、理屈がある。



その意味も教えられぬまま育つと、
小さな事件だが、こんな事が起きる。


先生
さあ、夏休みの宿題は読書感想文です。
必ず夏休み中に、図書館で本を借りて
作文用紙に感想文を書くこと‼︎

子供
先生‼︎本は何の本でもいいんですか〜?

先生
ちゃんと図書館にあって、読める本ですよ。
図鑑など、写真や絵だけのものはダメです。

子供
分かりました〜(^_^;)


この子供の読書感想文のタイトル

「読書感想文集を読んで」
僕は、夏休みに図書館で読書感想文集をかりました。
みんな色々な本を読んだ感想が書いてあって、
色々な意見があることが分かりました。
次は読書感想文集vol.2を読みたいです。




…この子供は、その提出後、先生に
怒られた。意図が違うと…。
でも、子供は至って真剣に文章を読み、
感想文を書いたに過ぎない。
なぜ注意されたのかは、理解しなかった。
あれは本ではなく、また読み物でもない
とさえ言われた。
でも間違いなく、図書館にあり図鑑など
写真や絵だけのものでもない。


こんな理不尽な教育があろか。

その子供は、以後読書が30歳になる
まで嫌いになった。


読書感想文を書く、その意図がきちんと
分かればその子供もきっと小説みたいな
のぐらいは読んだ、もしかしたら、
読もうとしたかもしれない。


今の子供達には、ものごとをちゃんと理解
する環境があって欲しいものだ。




ドンマイ、読書感想文集を読んで
読書感想文を書いた、25年位前の俺‼︎