一家の繁栄

上下関係とは、

特に日本人には古から受け継がれている、

基本的な考えの一つ。

家柄もそう、年齢もそう、学年もそう、
役職もそう、友達もそう、家族もそう、
兄弟もそう。

親しき中にも礼儀ありと言われが、
日本人がお互いに上手く付き合っていける
最大のポイントがここにもある。

上手くいけば天国、
そうでなければ地獄。

しかし、この上下関係とは、
上の者が下の者に強制的に強いる
ものだろうか。

組織の統制を図る為には、
強制的に示す場合も或いは必要かも
しれない。
しかし、本来はお互いがお互いを尊重し合う
中で自然と成り立つものではないのだろうか。

足利将軍も、信長も、秀吉も
必要なのは分かるが、権力を盾に
強引な統制により歪みが生じ、
結果なかなか続かなかった。

家康は、それをさせるのが上手だった。
自然と心服させ、264年にもおよぶ
一家の繁栄を築いた。

会社においても、同じだ。
上司は部下を、部下は上司を常に
大切に思い、自然とできる上下関係の
もと構築される統制こそ、最高の環境
であろう。


語りはするが…

は〜(ーー;)、俺は一体何をしているのだろう。


身の不徳故、上手くいかない。


合掌。